【埼玉県入札情報】さいたま市の入札制度概要 令和5・6年度(建設工事)
●令和5・6年度のさいたま市の入札制度概要(建設工事)
今回は、令和5・6年度の「さいたま市」の入札制度概要をご案内します。
●さいたま市の格付方法
さいたま市の等級は、
資格審査数値(経審のP点+さいたま市の主観点)+1級相当技術者の人数
で決まります。
客観点=経審(経営事項審査)の総合評定値P点
主観点=さいたま市独自の評価点
1級技術者数=経営事項審査の結果通知書の1級欄に記載された技術者数
です。
まず客観点です。
こちらは経審の結果通知書に記載されたP点の点数になります。
次に、主観点ですが、こちらはさいたま市が独自に設けている評価点で、全部で15項目あります。
- 災害時復旧協力協定締結・・・30点
- ISO09001の認証取得・・・10点
- 優秀建設工事業者表彰・・・受賞1案件につき20点
- 入札参加停止・・・1月につき-5点
- 工事成績・・・成績に応じて-20点~30点
- 地域加算・・・20点
- 若手技術者又は女性技術者の雇用・・・10点
- CPDSの取組み状況・・・最大10点
- 障害者雇用・・・20点
- 環境への配慮(ISO14001又はエコアクション21)・・・10点
- 子育て支援・・・10点
- 女性の活躍推進・・・10点
- 消防団協力事業所・・・10点
- 協力雇用主・・・10点
- その他・・・10点
地域加算(さいたま市内に建設業法上の主たる営業所がある場合加点)のような特に対策の必要ないものから、CPDSのように年間で取組が必要なものまで様々あります。
具体的な各項目の詳細は、下記をご確認ください。
8bf627448f310f39f14253c462c0e42b●さいたま市の格付等級と発注標準額
経審のP点と上記のさいたま市独自の評価点を合計すると、「資格審査数値」が出ます。
この資格審査数値と、1級資格者の人数で、格付等級が決まります。
例えば・・・
土木工事の場合
資格審査数値が1000点以上かつ、1級相当技術者の 数が10人以上 ・・・S
資格審査数値が800点以上かつ、1級相当技術者の 数が5人以上・・・A
資格審査数値が700点以上かつ、1級相当技術者の 数が2人以上・・・B
S、A、Bに該当しないもの・・・C
となります。
各業種ごとの格付等級は、下記をご確認ください。
932e3df9e361bb6276b6e6b2ded60ecbここに記載されていない業種は、格付等級自体が設けられていないので、格付に関係なく、入札に参加することになります。
また、各等級ごとの発注標準額は下記の資料をご参照ください。
e9d5a305ae05b4a86793d3a85cc10bad●さいたま市の入札(建設工事)へ参加されたい方
埼玉県の各自治体では、定期受付後でも定期的に追加受付を実施しています。
(参加日程は自治体によって異なります。)
令和5・6年度さいたま市では、3回の追加受付に参加予定です。
548b1858d043ec391902680d48b9d8a3一番最短のスケジュールですと、令和5年5月1日受付開始、令和5年8月1日より名簿登録となります。
第2回目の受付には、さいたま市は参加しないので、さいたま市で令和5・6年度の追加申請をお考えの方はご注意ください。
今後さいたま市で入札に参加したい、さいたま市の入札で格付を上げたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。