【建設キャリアアップシステム】API連携で能力評価に有効な就業履歴を貯めるために
●API連携で「かわいそうな就業履歴」が蓄積されていませんか
建設キャリアアップシステムでは、システム内で現場登録や施工体制登録をして就業履歴を蓄積する方法と、既存の民間システムとAPI連携を行い、民間システムで登録した現場情報や施工体制を利用して、就業履歴を建設キャリアアップシステムに蓄積する方法があります。
API連携が可能な民間システムの一例としては、グリーンサイトやキャリアリンク等があります。
例えば、すでにグリーンサイトを利用して現場の登録や施工体制の登録を行っている場合は、その情報を建設キャリアアップシステムに取り込むことで、建設キャリアアップシステム側での登録が省けることになります。
ただ、このAPI連携には気をつけなればいけない点があります。
それは既存のシステム(グリーンサイトやキャリアリンク)と建設キャリアアップシステムの情報が正しく紐づいていないと、建設キャリアアップシステム側に有効な就業履歴が蓄積されていかないことです。
正しく情報が紐づいて連携できていないと、どんなにグリーンサイト等を使用して現場でタッチをしても、キャリアアップシステム側に有効な就業履歴が蓄積されていきません。
また、蓄積されていても、職種や資格、立場等の情報が不十分な場合があります。職種や立場の情報が不十分な就業履歴は、能力評価(カードのレベルアップ)に使用できません。
せっかく、就業履歴を貯めたのに!?と思われると思います。
この「かわいそうな就業履歴」を生まない為には、既存の民間システムで正しく情報を入力し、建設キャリアアップシステムで有効な就業履歴を蓄積することが必要です。
●能力評価に有効な就業履歴を蓄積するには
能力評価に有効な就業履歴を蓄積するためのポイントについて、資料が公開されました。
現在、グリーンサイト版とキャリアリンク版が公開されています。
https://www.ccus.jp/p/document#site_manual
(建設キャリアアップシステムホームページ→各種資料→運用関係資料→現場運用マニュアルの下にある【API】能力評価に有効な就業履歴からご覧ください。)
レベルアップをする為にせっかく就業履歴を貯めたのに、使えなかった・・・ということにならないように、ぜひ一度正しく連携出来ているか、有効な就業履歴となっているか、確認してみて下さい。
当事務所では、建設キャリアアップシステムの事業者登録、技能者登録申請に対応しています。また認定アドバイザーとしても活動しています。
建設キャリアアップシステムでお困りの方はぜひご相談ください。