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行政書士法人CLA

【建設キャリアアップシステム】キャリアリンクによるCCUS完全対応

こんにちは。

今日は弊社がいつもお世話になっている、コムテックス株式会社さんのプレスリリース情報をご案内いたします。

コムテックス株式会社さんは、建設キャリアアップシステム(CCUS)の就業履歴データ登録標準API連携認定システムである「キャリアリンク」を国交省受託事業として開発・構築しました。

現在、CCUSでは、事業者登録・技能者登録を完了した後のフェーズに課題があります。

具体的には、カードを持ったものの、どう使っていいかわからない、現場運用(現場登録や施工体制登録)がわからないといった課題です。

一方で、特に複数現場を同時に施工管理するような元請業者さんからすると、カードリーダーはどれだけ在庫として抱える必要があるのか、土木工事の現場でカードリーダーを設置するような環境にあるかといった課題もあると思います。

コムテックス株式会社さんでは、キャリアリンクで、こうした課題に正面から取り組み、「使いやすさ・わかりやすさ」を徹底的に追求してくださっています。

例えば、カードリーダへのタッチで就業履歴を蓄積するのではなく、スマホによる顔認証や携帯電話による発信で就業履歴が蓄積できる仕組みとなっています。

キャリアリンクの詳細はこちらからどうぞ★

https://www.ctx.co.jp/careerlink/

ある大手建設会社さんでは、「請負金額3000万円未満の小規模現場」で前述したような「課題」があり、運用が進んでいなかったところ、この度、キャリアリンクを導入することでこれらの課題を解決し、全現場での就業履歴管理を達成することができたそうです。

事例の詳細は下記をご覧ください。

https://ctxjp.ctx.co.jp/pickup-contents/info015.html

令和5年1月改正施行の経審では、下記のように審査対象工事の「全ての現場」でCCUS現場運用をすることによる加点があります。

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この加点基準、大変壁が高く、なかなか達成することが困難です。

一方で今回の改正でWの加点項目が増えた分、一つ一つのウエイトが下がり、「現状維持ではP点が下がる」ことも決まっています。

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建設業者さんはもちろん、日頃から経営事項審査に携わる行政書士にとってもこのことは大変悩ましいことであります。

そんな中、コムテックス株式会社さんは、キャリアリンクを通してこの経審問題にも積極的に取り組んでいただき、一つの可能性を早々に示していただいたこと、感謝です。

入札に取り組む建設業者さん、民間工事を多く手がける建設業者さん、これからはCCUSを中心にビジネスを展開していく必要があります。

これから先、CCUSを現場運用していかないと、協力会社さんより「この元請さんはCCUSの就業履歴が貯められないのか」「建退共がうまくできないのか」と言われてしまう世界がすぐそこまで来ております。今、どこの元請業者さんもこのことで頭が痛いかもしれません。

そんなとき、ひとつの可能性としてキャリアリンクの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

※コムテックス株式会社さんと弊社代表の関係

弊社代表は現在、「CCUS認定アドバイザー行政書士首都圏会議」を立ち上げ、CCUS認定アドバイザー行政書士のうち、数多く申請を手がける行政書士を集め、定期的に意見交換・登録や現場運用の実務研究・制度やシステムの問題点確認をし、年に複数回CCUSを運営する一般財団法人建設業振興基金とも意見交換をしています。

コムテックス株式会社さんには、このCCUS認定アドバイザー行政書士首都圏会議で、現場運用の実際をメンバーに情報共有していただいています。

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