【経審】点数アップ対策|CCUSレベル判定~消防施設~
【経審】点数アップ対策|CCUSレベル判定シリーズでは、
建設キャリアアップシステムに登録はしたけど、「これからどうやったらレベルアップするのか?」、
また建設キャリアアップシステムと経営事項審査(経審)の関わりについて、解説します。
今回は、消防施設技能者についてです。
消防施設技能者の能力評価実施団体は、消防施設工事協会です。
●消防施設技能者の能力評価基準
9a5881fcbfcc083cf5cc4ca354658d2b
国土交通省CCUS能力評価基準【消防施設】より引用
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001338980.pdf
★職種
消防施設技能者としてレベルを上げるためには、建設キャリアアップシステムで下記の職種を登録している必要があります。
対象となるのは、
・36配管工のうち、11消防施設工、02配管工(給排水・衛生)、04配管工(ガス)
・09電工のうち、08火災報知器据付工
・53その他(管理)のうち、05現場監督(空調衛生その他設備)
※数字はCCUSの職種コード
レベルアップの対象になるのは、この職種に紐づいた就業履歴だけです。
★レベル1
建設キャリアアップシステムに技能者登録され、レベル2~4の判定を受けていない技能者(登録後、何もされていない状態です)
★レベル2
システムで蓄積が必要な就業日数 :3年(645日)
システムに登録されている保有資格
高所作業車運転特別教育、酸素欠乏危険作業特別教育、低圧電気取扱業務特別教育、あと施工アンカー施工士のいずれか
★レベル3
システムで蓄積が必要な就業日数 :7年(1505日)
職長・班長として登録された就業履歴:1年(215日)
システムに登録されている保有資格
※次のうち、いずれか
消防設備士
(詳細は、上記の表で資格コードをご確認ください)
消防設備点検資格者
青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰
高所作業車運転技能講習及び酸素欠乏危険作業主任者技能講習
※必須
職長・安全衛生責任者教育
レベル2の基準に示す保有資格
★レベル4
システムで蓄積が必要な就業日数 :10年(2150日)
職長・班長として登録された就業履歴: 3年(645日)
システムに登録されている保有資格
登録消火設備基幹技能者、優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)のいずれかと、レベル2、3の基準に示す保有資格
●経審の点数アップ対策
技能者がレベルアップするには、各レベルの要件を満たし、レベルアップ判定システムへ別途申請をし、認められれば、「能力評価(レベル判定)結果通知書」が発行されます。
技能者が、レベルアップすると・・・
W点への影響
どのレベルに上がったかに関係なく、2021年4月施行の経審(経営事項審査)改正で、新たに新設されたW10の評価の対象になります。
Z点への影響
また、レベル3、4になった技能者は技術職員名簿でZ点の加点対象となります。(レベル3で2点、レベル4で3点)
ただし、経審で消防施設技能者に対応している建設業の業種は「消防施設」のみです。他の業種ではZ点の評価対象となりませんので注意が必要です。
社会性等の評価項目である、W点においては、評価対象は経審受審業種に限りませんので、どの能力評価基準でも自社にレベルアップした技能者がいた場合には、技能者名簿に記載し、W10の評価を受けることが出来ます。
能力評価基準と対応する建設業の種類は下の表をご覧ください。
★別紙2 認定能力評価基準と当該各基準に対応する建設業
e9d97037b12adbe85c1cf37dc58d2e97●CCUSレベル判定システムが9月に再開予定
建設キャリアアップシステムと、レベル判定システムのワンストップ化を目指すため、6月に受付を停止していたレベルアップ判定システムですが、9月に再開予定となっています。
今後、判定業務は各能力評価実施団体が行う予定となっていますが、判定業務を行わない意向の団体もあり、運用はまだ定まっていません。
レベルアップ判定を行いたいとお考えの場合は、各能力評価基準実施団体のホームページ等で今後の詳細を確認しましょう。
建設キャリアアップシステムの登録に関する動きは、ますます本格化していくことが予想されますが、登録の事務手続きや、登録後の社内管理、変更への対応等、事業者にとっては負担となることも少なくありません。
当事務所では、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録代行も承っております。また、建設キャリアアップシステムの登録だけでなく、経営事項審査を見据えた対策についても、 ぜひご相談ください。